外出自粛と言うことで、県外や人混みの中にはほとんど行かないようにしているが、さすがにずっと家の中に居続けるというのも正直しんどい訳で、多少は体も動かしたいしねえ。ということで、近くの山にトレッキングに行ってきた。
福井市南部にある文殊山。筆者は毎年数回は必ず登る山で、登山道が広くて登りやすいのと、往復2時間程度で登れる手頃な山なので運動不足解消を兼ねて登っている。
※筆者は運動不足のヘタレなので、だいたい2時間半くらいはかかっています(ゼーゼー言いながら登っています)
平日に休暇を取って登っているので、道中人とすれ違うこともほとんどなく感染の心配はなかったと思うが、GWは結構人が来るかもしれないのでさすがに登山はやめておこう。
上の写真は10年以上前に撮影した写真。
これは4月中旬に撮影したものだが、文殊山はカタクリの群落で有名で、このときはピークは過ぎていたけれどまだまだ見頃だった。
これも4月中旬だが、山頂には桜も残っていた。
文殊山山頂から見た白山。多少雲に覆われていて残念。
さてここからが本題になるが、文殊山からは北陸新幹線の工事の様子が非常によくわかるので、北陸新幹線の建設状況についてレポートしたいと思う。
http://info.pref.fukui.jp/sokou/s-hinkansen/2-3-4.html
http://info.pref.fukui.jp/sokou/s-hinkansen/2-3-5.html
この写真は建設工事前(2015.4)に撮影したもの。
写真の上(北側)が福井市街にあたる。
これは2年後(2017.5)に撮影したもの。南側(上の写真から見て下側)を拡大した写真になるが、田んぼのところにうっすらと線がでているのがわかる。このときは埋蔵文化財発掘調査を行っていた時期に当たる。
この写真はさらに2年後(2019.5)に撮影したもの。
写真の中央部に見える、やや曲線を描いたラインが北陸新幹線ルートになる。
写真上部にあるビルが密集していると思われるあたりがJR福井駅周辺で、しばらくは北陸本線とルートが並行するが、越前花堂駅を境に北陸本線とルートが分かれる。
北陸本線は写真でいうところの左側にカーブする(カーブというよりはシュートと呼びたくなるが)ラインにあたる。
これが現在(2020.4)の写真。まだまだ工事中だが着実に工事が進行しているのがわかる。
ちなみに手前からいうと、写真下にある右側に交差している道路が北陸自動車道で、写真中央で交差しているのが国道8号になる。
ふもとから見た写真。奥が文殊山で、トンネル部分の様子。
もう少し奥、国道8号交差部分付近から撮った写真。
国道8号との交差部分はまだ高架は架けられてない。
これは北陸本線との分岐ライン付近にあたる越前花堂駅前。駅舎の奥に高架橋がそびえ立っている。
駅のホームから見た様子。奥が北側(福井駅方面)。
こちらは南側(敦賀方面)。
現状はこのような状況となっているが、おそらく1年後には工事は一通り完了していると思われるので、工事が概ね完了した段階で改めてレポートしたいと思う。