前回、前々回のブログでは、えち鉄・ふくてつの整備前・整備中の様子を紹介しましたが、今回は、えち鉄福井駅、福井口駅の完成後の写真を紹介したいと思います。
正面から見たえち鉄福井駅の外観の様子。完成直後に撮影できれば良かったのだけど、現在では入口付近に仮通路が設置されている。
駅舎デザインについては、建築家の内藤廣氏の監修により設計された。
北陸新幹線福井駅部高架にあった旧駅舎は既に撤去されている。
上の写真は今年の3月に撮影したが、昨年8月の段階では、このように手前で大々的に撤去工事していた。
2階ホームを見上げた様子。
木造建築物ではない鉄骨造の建物をベンガラ色で仕上げてあるので、派手さはないが結構目立つ。
あとホームというのは先端を開けっぱなしにしておく構造なのか?その辺りは素人なのでわかりません。
横側から見た様子。
1階の様子。内装に県産材を多用しており、木のぬくもりを感じさせる落ち着いた雰囲気に仕上がっている。個人的にはこういった無垢な仕上げ(白木)は好みなので、とてもよいと思う。
なおえち鉄は、現時点では自動改札・交通系ICカードは非対応となっています。
中にはバス(観光バス、高速バス等)のチケット売り場もあった。
カフェを兼ねたインフォメーションセンターもある。1回ここでカフェラテを買ったが、100円ちょいだったような気がした(とにかく安かった)。
コンコースは広くゆったりしている。
福井ではお約束の恐竜オブジェも。芦原温泉駅から敦賀駅の間で見られたと思う。
エスカレーターで2階へ。エスカレーターは1列のみの狭い形式となっている。
2階ホームの様子。1面2線の島式構造となっている。
ターミナル駅だけあってホーム幅はまあまあ広い。
天井には永平寺の杉板を用いているとのこと。
駅の先端部分。
福井駅の案内サインも木でできている。
福井駅の紹介は以上で、ここからは福井口駅の様子を紹介します。
外観のイメージ。福井駅と異なり黒を基調とした雰囲気となっている。
1階入り口の様子。福井駅ほどではないが随所に木材を使用している。
2階ホームの様子。島式1面3線(3番ホームまである)となっている。
こちらは外観と同様、黒を基調としたモノトーンの仕上げとなっている。
電車到着後の様子。この駅では三国方面⇔勝山方面の乗り換え駅となっているため、乗り換え客が結構いる。
あと、えち鉄は、車内にアテンダント(女性乗務員)が乗車しているので有名だが、基本的にはこの駅からの乗車となる。
アテンダントについて知りたい方はこちらの映画を参照。
駅の南端から福井駅方面を見た様子。
えち鉄は単線となっている。その右に見えるのがJR北陸本線の高架。えち鉄高架と北陸本線高架の間に北陸新幹線の高架ができる予定である。
駅の北端の様子。
奥の方で左右に分岐するが、左側が三国方面、右側が勝山永平寺方面となる。
ホーム側を振り返るとこんな感じ。中央に当駅までのホームが設けられている。
(使うことあるのかな?)
ということで、完成後の様子を一通り紹介したが、最後に福井駅東口広場全体の写真。
福井駅東口広場自体は、西口広場に先んじて、2009年(H21)に完成した。
左側~中央に見えるのがJR北陸本線福井駅、その右隣がえち鉄福井駅、その横にビジネスホテルがある。
自分の記憶が確かであれば、この右のホテルは、あの福田和子が福井で潜伏中に定宿にしていたと聞いたことがある(違ったらごめんなさい)。
広場のさらに左側(方角でいうと南側)の様子。
左に見えるのがAOSSA(正式には福井駅東口再開発ビル)。2007年(H19)完成。福井市桜木図書館などが入居している。
右に見えるのがハピリン。
次回(このシリーズの最後)は、ふくてつの現在の様子について紹介します。