写真は11月に京都丹後鉄道(通称「丹鉄」)の観光列車である『あかまつ号』に乗車したときの写真です。
前から一度乗ってみたかったのだが、福井から乗車地点である西舞鶴までは、電車で行こうと思うとかなり困難だということがわかったので、今回は西舞鶴まで車で移動して、西舞鶴から天橋立まで電車で移動することにした。
西舞鶴駅。駅舎だけ見るととても立派。
丹鉄乗り場。JR乗り場とは別の場所にある。
向かい側にはJRの車両が見られる。
各駅停車用の車両。
妙に奇抜な外観の車両だが、上部には錆も見られるなどくたびれた感じが出ている。
富士重工製の車両は今では走っていないのではないか?それにしても30年前の車両にしては少しくたびれすぎのような気がする(鋼製の車両はどうしても錆が出てくるのだろうか、特に海沿いだし)。
左があかまつ、右に見えるのは「丹後の海」という特急用車両。
いずれも水戸岡鋭治デザインの車両。
こちらの車両も富士重工製。
ディーゼル車両を改造したもので、車両自体は特別新しくはない。
あかまつ号は予約制のカフェ列車で、乗車整理券(550円)を別途購入して乗車する。「指定車」と書いてあるが、実際は座席指定ではなく好きな場所に座ることができる。
乗車整理券はこういうもの
車内の様子。水戸岡デザインの車両によく見られる木をふんだんに用いたインテリアとなっている。
あとこの日の乗客は、筆者と同じくおっさん、おばさん率が高かった(あと鉄オタ)。自分もその一人なので何か言える立場にはないが(苦笑)。
アテンダント(中央)の女性は愛知県出身とのこと。よくぞ丹鉄に就職してくださいました。
奥の座席を確保して、丹鉄珈琲とカレーせんべい(笑)を食べながら乗車。
https://travel.willer.co.jp/train/tantetsu/akamatsu.html
ルートは西舞鶴から天橋立までのコースだが、観光列車ということもあり、比較的ゆっくり移動する。また、途中の丹後由良駅で30分程度停車するので、正味1時間20分の乗車である。
由良川河口付近
途中丹後由良駅で30分程度停車。駅の外に出ることもできたが、30分では観光は厳しいなあ。
若狭湾沿いの景勝地を抜ける。途中奈呉(なぐ)海岸では景色を愉しむためだと思うが一旦停車した。
宮津駅では特急とすれ違い(特急はしだて)。
天橋立駅に到着。
天橋立に到着したのが午後3時と遅かったこともあり、天橋立では約30分程度の滞在でトンボ帰りしました。
福井県内にはこのような観光列車が走っていないが、若狭湾沿線などは需要があると思うので走らせて欲しいと思う。