ここ数年、ちょこちょこ旅行に出かけたりしているが、宿についてはそれほどこだわりはなく、基本ビジネスホテルで、できれば大浴場があるホテルといった具合で、ホテルを選んで泊まることはなかったが、3年前に一度だけ泊まってみたいホテルがあったので泊まることにした。
以前博多でたまたま高いホテルに泊まったことはあるので、それについてはこちらを参照。
宿泊したのは3年前の春で、その日の日中は大阪で研修があったので、尾道に到着したのは夕方だった。今回の旅行の一番の目的は、翌日に訪れる予定の鞆の浦で、尾道は決してメインではなかったのだが、尾道に海辺の倉庫を改築したホテルがあると噂を聞きつけて泊まることにした。もう一つ、宿泊先を尾道にしたのは、尾道から鞆の浦に向かう船が出ているのも理由である。これについては次回のブログで紹介する。
腹が減ったので早速尾道ラーメンをいただく。お味は、まあ普通でした。
尾道駅から海沿いを歩くこと数分、県営2号と書いてある倉庫に到着。
おそらく、港での貨物の荷さばきと一時仮置きをするための倉庫(上屋)だったのではないかと思う。
噂には聞いていたが、これがホテル?
元々倉庫だった開放的な空間に洗練されたショップが入っている。非常におしゃれ。
店内には、レストランやバー、雑貨店やフードマーケットなど多彩な店舗が入居している。特筆すべきはサイクルショップ。ロードバイクの品揃えがすごい。
ショップの奥に、ホテルのカウンターがある。
尾道というか、しまなみ街道をサイクリングしているサイクリストが、自転車を持ってそのままチェックインできるホテルとのこと。
自分が予約したときは、公式ホームページから予約したが、じゃらんや楽天からは予約できなかったような気がした(当時)。
階段を上がり2階から見たホテル内の様子。漆黒の闇の中にほんのりと明かりがついている、そんな感じだろうか。
2階にはラウンジ的なスペースもある。
室内の様子はこんな感じ。少なくともおっさんが一人で泊まるような部屋ではないよな(汗)。ガラス越しに浴室があるというのもなんとも。若い子向きですね。あと、部屋から外の風景、瀬戸内海が見れないのが残念だなあ。
浴室の様子。このあたりのしつらえは、以前泊まったキャナルシティ博多のホテルに通じるものがある。
夕暮れの屋外。海辺にソファーまで置かれていて、なんともウォーターフロントと云った感じで海辺の開放的な雰囲気が出ている場所である。しかし悲しいかな、行ったのが三月で、まだ夕方は寒い時期だったので、外でくつろげる状況ではなかったのが悔やまれる。
夜のホテル
ホテルだけ見ていると尾道というか、横浜っぽい。
まあ、こうしてホテルに宿泊したわけだが、ホテルについても何もすることがないのよね。既に外は暗いし、飲みに行く場所もあるわけでなく(ホテルの中のバーでは飲めます)。ライブハウスみたいなところがあれば遊びに行ったんだけど、リサーチ不足でわからないので、とりあえず夜の尾道を散策して、部屋でビール飲んで寝ました。(まあ、その代わり朝早く起きて散歩できたからよかった)
夜明け前の港の風景
朝のホテルの風景
やはり尾道、朝からサイクリストの集団に遭遇。ホテルに宿泊した人もいるんだろうね。
自分はこれから鞆の浦の船乗り場に向かうのであった(次回に続く)