新年明けましておめでとうございます。今年も忘れない程度でブログ更新したいと思います。
数年前までは、初詣といえば小松の安宅住吉神社であったが、4年前から方針を変更し、旅行を兼ねていろんな神社に初詣に行くようになった。近年は福井の毛谷黒龍神社と伏見稲荷に行くことが多くなったかと思う。
それにしても、北陸の冬は暗い。太平洋側は本当に天気がよくてうらやましい。福井にいるとどうしても外出がおっくうになるので、正月には運動不足を兼ねて太平洋側に行くようにしている。
今年は名古屋、横浜、横須賀、京都、おまけで枚方と5カ所回ったが、どこも行けてよかった。特に横須賀には行ったことがなかったのでよい思い出になった。
横浜の宿から京急に乗って横須賀へ。
15年以上前に金沢(横浜の金沢ね)称名寺に、浄土式庭園を見に行ったことがあり(横浜の三渓園も行ったな)、近くには来たことがあるのだが、おそらく人生初横須賀だと思う。
横須賀に何しに来たかというと、三笠公園に行きたかったのと、米軍基地の雰囲気が知りたかった、それにどぶ板通りという、アメリカナイズされた場所に興味があった。
汐入駅で下車。
降りるとびっくりするくらいでかい建物があった。横須賀芸術劇場、メルキュールホテル横須賀という複合施設である。すごく高く感じたが、高さ90m位で、福井のハピリンと同じくらいらしい。
海沿いをてくてく歩く。途中米軍横須賀基地の入り口の前を通り、写真を撮ろうとしたら、警備のおっさんに職質された。新年早々びびる。
三笠公園は9時開園とのことで、時間つぶしにさらに海沿いを歩くと、岸壁では多くの釣り人に遭遇した。
水はかなりきれいだった。
ショッピングセンターの横には、テニスの打ちっぱなしやスケボーができる広場があり、ここも朝から賑わっていた。福井にもこういう場所がほしい。
公園内には、何やら歴史的建造物があったが、フェンスで仕切られており、よくわからなかった。
第三海堡(かいほう)兵舎跡とのことで、今から約100年前の大正10年(1921)に、東京湾口部に設置された海上要塞の遺構とのことである。
公園の沖には無人島の猿島があった。予備知識もなく特に行きたいとも思わなかったのだが、どうやら和歌山の友が島みたいな島のようだ。(和歌山加太のブログ参照)
猿島航路の船の奥に、戦艦三笠が。
戦艦三笠についても何も予備知識がなくいったのだが、日露戦争の時に就航していた戦艦とのこと。最近大型客船をいろいろ見ているからかもしれないが、船の小さいこと。特に横幅が狭く、この船に800人も乗船していたというのはにわかに信じがたい。
公園には、三笠を背景にして東郷将軍の像が建てられていた。
今回一番興味があったのは、米軍横須賀基地。三笠公園側から撮影。
googleでも見ることができるから撮っても問題ないとは思うのだが・・
基地の入り口前でいろいろ観察していた限りは、身分証明書さえあれば普通に人が出入りできる環境ではあった。(もっとも米軍兵士がメインだけど)
ちなみに公園の直売所で買った横須賀海軍カレー(レトルト)と横須賀海軍珈琲キャラメルはとてもうまかった。キャラメルはもっと買っておけばよかった。甘さ控えめで歯にくっつかないのがよい。
もう1カ所行きたかったのが、このどぶ板通り。
しかしながら、正月の3日、しかも午前中に訪問したこともあり、お店もあまり開いておらず人通りもまばらで残念だった。
スカジャン発祥の地の銘板が。
見た目は普通の商店街だが(というか地方のやや寂れた商店街というべきか)、そこはやはり日本のそれとは異なる店舗がずらり。
普通の金物屋のようだが、英語表記の雑貨も多く、それ目当てで買い物に来る人の方が多いような気もする。
スカジャンの店やアイリッシュバーなど、なかなか魅力的なお店が多く、できれば日を変えてもう一度訪れたいところではある。できれば夕暮れに訪れて、バーで一杯引っかけたい気分だが、次に訪れるのはいつになるのか。
多少心残りではあるが来れてよかった。