このブログを書いている最中に一度データを消してしまった。風邪引いているのにつらいのー。
ということで、最初の文章とは異なるのだが、今日は山中温泉に行く。昨日から風邪気味で、くしゃみと鼻水がひどいので、最初は花粉症かと思ったのだが、寒気がしてきたのでたぶん風邪でしょう。
今日も山に登ろうか思案していたのだが、こういう体なので、温泉でのんびりできるところがいいかと思い、何となく車を走らせていたら山中温泉に着いちゃったりして。
昨日まで3日連続で山登りをしたわけだが、代謝が落ちているせいか、あまりお腹には効いていないような・・本当は山登りしたかったのだが今日は体力がなかった。菊の湯に入りまずは体をぬくめる。ものすごく体の芯がが冷えているような、そうではなくて熱があるのかもしれないが、湯船につかるたびにぶるっと身震いをする。やっぱ大きいお風呂だと、体の温まり方が違う。体調が悪くても、体が温まるだけで元気が出るからすごい。
一風呂浴びた後は、鶴仙渓散策である。写真は山中を代表する景勝地、こおろぎ橋。目に青葉とはまさにこのこと、新緑が目に優しい。
橋から水面までの深いこと。じっと見ていると吸い寄せられそうでちょっと怖い。
石川県内には他に手取峡谷もあるが、こちらの渓谷は純和風というか、女性的な魅力を感じる。
こおろぎ橋の下から見た風景。紅葉の時はまた違った景色を創り出してくれるが、今日は今日で良い。
今年は雪が多かったこともあるのだろうが、水の量が多くてかつきれいである。
一乗滝にある四阿もそうだが、擬木は悪くないよなー。エイジング効果というか、苔むした状態はgoo。
あやとりはし。橋の色がちょっと変かもしれない。空に映えて、少し青っぽくなってしまった。
散策路の横にいくつか小さな滝があり、脇にさりげなく道祖神が置かれている。昔から地元の人に愛されている証左であろう。滝の水も涼しげでええのー。
沢の水が流れ落ちたところに手水鉢を置いているなんてなかなか芸が細かい。
この四阿もなかなか立派。屋根裏の天井部分をしっかりと竹で編んでいる。
道中もその場その場で異なる風景が楽しむことができ、歩いていて飽きない。
観光客のほとんどはこおろぎ橋からあやとりはしの間しか歩かないのだが、黒谷橋付近もなかなかいい感じである。
山中温泉は松尾芭蕉がおくのほそ道の道中、7泊8日逗留した場所である。これは芭蕉堂と呼ばれる建物。
黒谷橋のたもとに、古民家を改修したカフェ「東山ボヌール」があり、是非立ち寄りたかったのだが、今日は定休日みたい。GWくらいは営業してほしいのー。
正味1時間30分程度の散策だが、すっかり疲れてしまった。山登りの場合は、ものすごく汗をかくせいか、体内の疲労物質(乳酸?)も汗と一緒に出るのかもしれないが、こういう中途半端な散策の方が疲れがたまるようだ。食事の後もう一度菊の湯で湯船につかる。まさに湯治ですなー。気持ちは良かったが、お腹には効いてないかも。ということで、週末は登山せなあかんのー。