お盆は実家で過ごす。実家は福井市だが、鯖江寄りに位置するため実家にいるときは鯖江方面に出かけることが多い。
写真は鯖江の西山公園である。つつじ祭りで有名な公園で、小さいときはGWにつつじを見るのが楽しみであった。またつつじ祭り開催時には園内でたけのこご飯が食べられる場所があり、そのとき食べたたけのこご飯が今でも思い出として残っている。
公園は、長泉寺山という南北に細長い丘陵に作られている。北側の山中には散策路が続いているのだが、「祈りのみち」と命名されており、地蔵なのか道祖神なのか単なるモニュメントかはわからないが、それらしい石像が延々と道中に連なっている。
どこまでも続く石像の道。道の勾配、向きによってさまざまな風景を創りだしている。
良い意味で石像が風化(苔むし)しており、少しずつ風景に溶け込んできている。まちなかのオブジェとは異なる部分である。(もっとも圧倒的な数に違和感は感じるのだが・・)
1km以上あるのだろうか、少なくとも数百mもの区間延々と石像が並んでいる。いつから作られたのかはよくわからないが、10年以上前に訪れた際にはすでにあったのはまちがいない。HPで確認したが、はっきりとしたことはわからなかった。
道中にモニュメントを配置することで園内の回遊性を高める効果はあると思う。しかしそれだけなのだろうか。宗教的な意味もあるのだろうか。現時点ではよくわかっていない。
西山公園については別のことも書きたかったのだが、それについては次回にします。