最近体調もいまいちなのだが、仕事でもあまり良いことがなくて困っている。クビにならないだけましと言えばましなのだが。簡単に言うとツキに見放されているというか、いい話が舞い込んでくるのだが、途中でなかったことになっていたり、本来できるはずの仕事が他の要因でできなくなったりといった感じで、かなりがっかりな毎日が続いている。
そこで、なんとか現状を打開しようと思い神社に行ってお参りすることにした。
滋賀県にある多賀大社。パワースポットとして有名なこの神社は個人的に思い入れのある神社で、会社を辞める事になった年の正月に初詣に来た場所なのである。5年ぶりに来た。福井からだとそれほど遠くはなく、車で1時間30分程度で行くことができる。
5年前に行った時の様子はこちらのブログを参照。
このブログにも書いているが、多賀大社に初詣に来たことが転機となってその後運気が上向いてきた、自分にとっては本当に縁起の良い場所なのである。ということで、再び御利益にあやかりたい気持ちで訪れた次第である。
特にこの神社は、厄除け、良縁に恵まれる(というよりは悪縁を絶ちきる)、健康運などの御利益に恵まれるようである。
門前通りの様子。
通りの入口には「笑門」の文字が。
門前通り(「多賀大社表参道絵馬通り」というらしい)は近江鉄道多賀大社駅前から続いており、古い町並みが残っている。車の進入を防ぐために設けたであろう朱塗りのボラードはちょっと失敗だったかもしれない。
過去のブログから引用しているが、お土産屋さんには「お多賀杓子」の看板が目立っている。
鳥居の奥にある太閤橋。
境内および拝殿の様子。
月並みな表現だが、厳かな雰囲気が漂い、霊験あらたかな感じがする。
とりあえず、仕事運の向上と健康運の向上についてお参り(お願い)した。
最近神社ではお守りを購入することが多いのだが、今回は、厄除け守りとお多賀杓子を購入。
こちらが厄除け守。
こちらがお多賀杓子。「お玉杓子」「オタマジャクシ」の語源となったといわれている。
これはどうやって使うのか聞いたところ、「普通にしゃもじとしてお使いください」とのこと。来週家族が旅行に行って1人になるので、自炊したときにでも使うことにしよう。
こちらでは杓子の形をした絵馬が飾られている。
神馬舎。金比羅さんには本当の馬がいるが、こちらは白馬の彫像が飾られていた。
せっかく多賀大社に来たので、境内にある「寿命そば」を頂くことにした。
この海苔がででーんと乗っかった「のりそば」。
デザートには門前通りで購入した多賀名物「糸切餅」を一緒に頂く。
糸切餅は蒙古襲来の頃から伝わる名物で、悪縁を絶ちきるという言い伝えがあるとのこと。味はちょうど良い甘さでとても食べやすい。3個でも結構ボリュームはあると思う。
ちなみに、せっかく滋賀まで来たのでどこか観光しようかとも一瞬思ったりもしたのだが、仕事運向上を目的に参拝にきたので、遊び歩くのもどうかと思いまっすぐ福井の自宅に帰らせて頂きました(笑)。
話は変わるが、6月以降、外出自粛が解除になって、筆者も近県の滋賀や石川には車で訪れるようになったが、さすがに感染が拡大しているので東京や大阪にはまだ怖くて行けないなあ。
それにしても多賀大社にも比較的多くの人が参拝に訪れていたのには少し驚いた。もっとも筆者みたいにスピリチュアルな目的で参拝に訪れたというのであれば納得できる。コロナや災害などが頻発する昨今、スピリチュアルな部分に心を寄せる事も多くなると思われる。そして神社やお寺の本来の役割(宗教的な部分)が見直されるのではないかと思います。