昨今の流行病のためなかなか遠出ができない代わりに、何回かに分けて過去に出かけた場所の写真を紹介したいと思う。
前回のブログでは五箇山菅沼集落を紹介したが、今回は滋賀県長浜である。長浜と言えば、以前紹介した慶雲館や黒壁スクエアが有名だが、北国街道沿いにある安藤家住宅と海洋堂フィギュアミュージアムは個人的におすすめである。
北国街道沿いのまちなみ
黒壁スクエアの建物
今回紹介する安藤家住宅と海洋堂フィギュアミュージアムは、いずれも北国街道沿いにあるというか、実は隣同士に位置している。両者に共通するのは「フィギュア」。
◆安藤家住宅「カエル」
長浜の安藤家は、秀吉の時代から続く町衆の家柄で、北国街道安藤家住宅は明治~大正期に建てられた町家建築である。
邸内には、書家・篆刻作家としても知られる北大路魯山人による篆刻看板や、「古翠園」と命名された庭園などが有名である。
そんな安藤家住宅でひときわ目を引くのが「カエル」。
何でも客を引き寄せるという縁起物としておかれているみたい。なかなか愛くるしい姿形をしているが、実物を見ると特段誇張したわけでなく元々こういう出で立ちみたい。色も茶色なので木彫りのカエルは実物さながらに雰囲気が出ている。我が家にもこういう置物を置きたいくらい。
かえるの置物の販売も行っていた。こちらのカエルはアマガエル。
◆海洋堂フィギュアミュージアム
安藤家住宅の隣にあるのが、模型制作で知られる「海洋堂」の模型が展示されているショップ&ミュージアムで、2005年(平成17年)にオープンした。
こちらの建物は本当の町家ではなく、周囲の景観に配慮した形で町家建築風に作られたっぽい。
筆者は知らないが、「よつば」というのは人気漫画のキャラクターとのこと(おっさんなので最近の漫画やアニメはわかんないな)
館内はこんな感じ。ジブリなどの有名アニメキャラをはじめ、動物や恐竜のフィギュアなどがたくさん並んでいた。
北斗の拳やエヴァンゲリオンなどはいかにもヲタが好きそうなキャラだよね。
ここからは筆者が非常に気に入ったフィギュアをいくつか紹介。
これはアゲハチョウの幼虫だと思う。これはよくできているなあ。
これもなかなか見応えがある(何の幼虫かはわからなかった)
阿修羅。これも本当によく再現されている。あまりによくできているので、ミニチュア版だけど思わず購入しました。
ウルトラセブンとウルトラマンエース。
個人的に一番気に入ったのがこちら。
左側が初代ウルトラマンのいわゆる「Aタイプ」で、右側はおそらく「Bタイプ」。
Aタイプは口元にしわがあるのが特徴で、Bタイプは口元にしわがないので違いが一目瞭然である。ちなみにもう1つ「Cタイプ」というものあり、これはBタイプより口元が横に大きいので見分けがつく。しかし細部までよく再現されていて感心する。
本題とは外れるが、ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマンといった方がわかりやすいか)だけは子供心にあまりかっこいいと思わなかった。背中のいわゆる「背びれ」が気になって、半魚人みたいな感じが好きではなかった。そう思うと初代ウルトラマンは本当にかっこいいと思う。
仮面ライダーV3。そこそこお手頃な値段だった(それでも1万円くらい)ので一瞬買おうかと思ったが、自分で塗装しないといけないみたいで断念した。
◆おまけ
長浜とは特に関係ないが、その後近所のリサイクルショップで「ライダーマン」のフィギュア(ソフビ)を200円で購入しました(笑)。好きなんだよね、ライダーマン。