最近遅ればせながらタブレットを購入したが、何のことはない、単なるゲーム機と化してしまった・・
わーっ!(笑)
先週も3連休だったが、先週は天気が悪かったのと、体調も絶不調だったのでほとんど寝たきり老人と化していたのだが、今週は天気も良く、まあまあ体も動いたので、良い3連休だったと言えるのではないでしょうか。
当初山もよいかと思ったのだが、なんとなく高岡に行きたくなり下道でドライブすることに。
まずは高岡古城公園に車を止めて、公園内を散策。
よく加賀百万石といわれるが、富山も加賀藩の領地だったって、若いころは知らなかったんだよね。
お堀の周りの緑の豊かさに圧倒される。古城公園の良いところは、金沢みたく観光地ではなく、市民の憩いの場となっているところなんだよなー。
こういう芝生広場も見ているだけで気持ちがよい。
彼岸花を見て、今日がお彼岸であったことに気付く。真夏ほどではないが、今日も普通に暑いしのー。
日本三大大仏らしい、高岡大仏。今日は大仏祭の日だったようで、縁日っぽいことをやっていた。
といいながらも、大仏というほど大きくないと思うのだが・・
坂下町(通り)から見る大仏はまあまあでした。
歩いて数分、重伝建に指定されている山町筋を歩く。商家が軒を連ねており、間口も広い。
高岡の中心街に近いところであるが、よく町並みが残っていたと感心する。
白壁の町並みに、レンガ造りの銀行がマッチしている。
しかし、人いないよなー。祝日なんだけど。
次に、高岡駅前(末広町)のアーケード街を歩く。ここも大概人がいない。
こちらは御旅屋通り。こちらはまばらながら人がいました。
駅前の再開発ビルっぽい前には、ドラえもんのモニュメントが。実は藤子F不二雄の出身地だったりする。
ということで、新湊まで向かう万葉線の車両にもドラえもんがデザインされている。車体のカラーもドラえもんカラーだったりして。
街なかには全くといっていいほど人がいないのだが、このドラえもんトラムは子供に人気らしく、親子連れでにぎわっていた。
平成26年度末には、高岡駅南に新幹線が開通予定だが、なぜか新幹線が止まらない高岡駅周辺も再開発が進行中であった。
駅2階の改札口周辺だけは先にできていて、少しだけ現代チックになっていた。
が、一歩外に出ると、何ともレトロな街並みが残っているではないか。個人的にはこういうところは好きなんだけど。
この雑居ビルも何とも古びた感じが漂っている。昭和30年代から40年代の風景だよなー。
こういう地下道を見ると、福井の大名町地下道を思い出すのー。
こんな風景を見ていると、金沢って、つくづくきれいな街なんだよなー、と感心する。
こういうまちなみもおそらく近々撤去される運命なんだろうけど、しかし高岡に関して言えば、街なかに賑わいが戻るようには思えないのー。
最後に立ち寄ったのが千本格子の家並みが残る、金屋町界隈。山町筋や古城公園などは以前も来たことがあるのだが、ここは初めてだった。しかし、ここは良い意味でびっくりするほど町並みが残っていた。
高岡の商家も町家も、間口が広いですね。金持ちが多かったのか、それとも京都のように間口の広さと税金は関係なかったのかもしれない。
町家の2階の形状が低いところを見ると、17世紀や18世紀あたりの古い町並みっぽい感じがする。
無電柱化もされており、すっきりした町並みとなっているが、いくら銅器の町とはいえ変な銅のオブジェを前に置くのはいかがかと思うのだが・・
昔ながらの丸いポストはあってもいいかなと思う。
ここは基本的に人が住んでおり、土産物店のような場所はほとんどありませんでした。銅器のお店はあったかも。
高岡って、市街地に重伝建が2か所もあり、古城公園もあり、国宝瑞龍寺もあり、大仏まである、実はものすごい歴史ある街なんだけど、全くもって観光地化していないんだよなー。これだけの資源があればもっと賑わっていてもよいと思うのだが・・金沢ほどではないにせよ、飛騨高山並の歴史文化資源はあると思うんだけど、行政は何やってるんだろうね。あと、経緯はよくわからないが、新幹線駅が別にできるというのは中心市街地活性化を考える上では絶対マイナスだと思うのだが。
良い街だけど、もったいない街だよねー。