今日は早起きして輪島へ。3割仕事、7割遊びであった。筆者の場合、用事があるときは、目覚ましのアラームよりも体内時計が起動するようで、ちゃんと朝早く目が覚めた。いつもながら人間の体ってすごいと思う。午前4時45分に金沢の自宅を出て、約1時間45分で輪島に着いた。最近2時間以上のドライブがしんどくなってきたのだが、輪島までならなんとかいけそうだ。
輪島には、これまで客船専用岸壁がなかったが、10数年の歳月を経てようやく完成し、本日第1号の客船を受け入れることとなったのである。朝の6時半から大勢の人が見物に来ていた。
なんかすごいね。
ゆっくりとゆっくりと船は近づいてくる。
岸壁の手前で、船は水平方向に旋回し、そのまま水平の状態で接岸してくる。ものすごくゆっくりとしたスピードで近づいてくる。
漁船が大漁旗を掲げて伴走していたのが輪島らしくてよかった。
午前7時に着岸。
金沢港では何度か客船を見たことはあるが、輪島みたいな小さな町に客船が来るのは今の時代なかなかすごいことだと思う。
船長が下船後、乗客が次々と降りてきた。思った以上にラフな格好だったのにはびっくりした。なぜなら、国内でクルーズ船に乗ろうと思うとびっくりするくらい高いお金を払わないといけないのだから。日本1週10泊11日で、一番安くて1人40万円くらいか。40万円あったら絶対海外に行くよな。5年前に杭州に行ったときは、7泊8日で12万円だったのを考えると、ドンだけ高いの?しかしながら、人生で一度でいいからクルーズ周遊を楽しみたいとは思う。海外では、ラグジュアリーからカジュアルまでいろんなクルーズの楽しみ方があるようで、カジュアルクルーズであれば日本よりもかなり割安な値段で楽しむことができる。エーゲ海クルーズでもしたいのー(まったく言葉は通じないけど)。値段で考えるのであれば、長江クルーズは割安でいいかもしれない。
はしけにつながれているロープに何か面白いものが飾られていた。
ブルーの船体は、ブルートレインを連想して旅情を誘う。同じ国内籍船であるぱしふぃっくびいなすは白亜の船体であったが、これはこれで高級感が漂っているし、漆の里輪島にも合っているかもしれない。
早くリタイアして、クルーズ船で世界1週でもしたいと思う今日この頃であった。