筆者は重度の肩こり・腰痛持ちで、かつすぐ疲れる体質なので、日々の生活にお風呂が欠かせない。お風呂もそうだし、マッサージも頻繁に通っていて、自分の体には結構手間隙かけているのである(しかし相当ガタが来たよな・・)
写真は3年前に、群馬の四万温泉に行ったときの写真である。朝9時に金沢を出て、途中長野~渋温泉~志賀高原越え~草津温泉に行き、さらに1時間以上かけてようやく到達した。遠かったなー。
帰りも志賀高原越えだったが、4月下旬にかかわらず、猛吹雪で死ぬんじゃないかと思った。スタッドレスタイヤを(面倒だったので)代えていなかったので、命拾いした。
これは行きの写真だけど、帰りは吹雪でほとんど前が見えなかった
群馬県の重要文化財にも指定されている「積善館本館」。この建物の存在を知って行きたくてしょうがなかったのだが、1泊の値段を見て、あまりの安さにびっくりした。文化財のお宿とお風呂に入り放題で、1泊7000円台だったような気がした。金沢や石川周辺では考えられない安さである。というか、山中や山代の宿泊料金が高すぎるんだよ。
外見のレトロな雰囲気もさることながら、浴室内部の雰囲気がもっと良い。「別冊太陽 温泉力」によると、昭和5年に建てられたとのこと。3層になっていて、1階が浴室、2・3階が客室になっている。よくぞ当時このような建物がつくられたものである。(1階はRCなのか?)しかし換気など浴室にするにはいろいろ条件があると思うのだが、ちゃんとクリアした上に客室が乗っかっているのがすごい。
またうれしいことに、この日は宿泊客があまりいなかったこともあり、このお風呂に入り放題である。ここに来るまでに疲れてしまったこともあるが、5回以上は入浴したと思う。お湯もやわらかくて本当に気持ちがよかった。蒸し風呂までついていた(一人がやっと入れる大きさで寝て入るようになっていたと思う)
2階の客室の様子。現在は使っていないようであった。道後温泉本館の休憩室によく似ていた。
街はそれほど大きくはないが、タイムスリップしたような雰囲気が旅情を誘う。何でも四万温泉は「コンビニのない街」を掲げている点がこだわりのようだ。スマートボールの店などもあったが、私が行った日は残念ながらしまっていた(平日だったからかな)
これは店先にあった足湯。個人的には肩まで湯船につからないと満足しないたちなので、足湯はあまり興味がない。
どこの温泉地にもあるというわけではないが、信州や上州の温泉地には外湯が多い。入りたかったけど入れなかった(時間が合わなかったのか?鍵がかかっていた)
四万温泉のはずれにあった温浴施設(比較的新しかった)
四万温泉から草津に向かう途中で見かけたこいのぼり