昨日まで3日間福岡・長崎を旅する。しかしながら、普段歩かないのが災いして、昨日の長崎では歩き疲れて結局出かけたのはマッサージ店やし。何しに長崎まで行ったのやら・・
博多の街は、楽しい街なのだろうが、少なくとも観光地ではないよな。あと、こぎれいな街ではあるけど、おしゃれな街ではないよな。ベイサイドプレイスなども立ち寄ったが、神戸には遠く及ばないしのー。改めて金沢の良さを再認識したのであった。
昼間立ち寄った箱崎宮。「敵国降伏」すごいのー。 醍醐天皇の宸筆だそうな。
本当、至る所に屋台があり、昼間は参道に構えていた屋台でとんこつラーメンを食べる。屋台はとっても良いのだが、博多の細麺はあまり好きじゃないのよねー。8番らーめんで育ったせいか、太麺のほうが好きなんだよね。
夜は久しぶりにライブでも聞きたくなり、JAZZバーに立ち寄る。大阪在住時は月1で通っていたけれど、すっかりご無沙汰よのー。
7時半過ぎに店に入る。夜7時からと書いてあったが、筆者が1番目の客だった。というか、店のマスターに「まだ早いんだけど」とまでいわれた。「7時からって書いてありますけど」というと、「まあ、いいか」とのこと。なんじゃこりゃ。
8時からライブとあったが、8時前になっても誰も来ない。10分前に演奏者と思われる人(パッと見普通の人)が来て、準備をし始める。ライブスケジュールには、ベースとピアノの2名のみ書いてあり、2名で演奏するのかと思ったら、もう一人、普通の客っぽい人がドラムの準備を始める。
8時10分過ぎにやっと始まったかと思ったら、曲ごとに人が入れ替わり演奏をはじめだしたのでびっくりした。というか、自分以外のほとんどの人がミュージシャン(多分アマチュアでしょうが)だったので余計にびっくり。自分の横に座った普通のお母さんも、「枯葉、枯葉」と呼びながら1曲だけ「枯葉」を演奏なさいました(自分の知っている枯葉とはかなり違ったけどね、ハービーハンコック風に演奏されたとのこと、ほんまかいな)。なんか、ライブハウスというか、仲良しのミュージシャンの親睦会の中に、場違いで参加したようなかんじだったのー。
このヴォーカルの人も、一見ただのおばさん(失礼)にしか見えなかったが、歌わせるとなかなかのもんでした。
総じていうと、えっ、こんなんで金取るの?というのもあったけど、親睦会的な雰囲気が逆に良くて個人的には楽しかった。テーブルチャージ込みで2,600円というのも安いんじゃないでしょうか。1ステージ1時間30分という長丁場もなかなかいいんじゃないでしょうか。
そうして中洲の夜は更けていく・・
初日は全然元気だったけど、次の日歩きすぎて3日目はボロボロでした。せめてアンメルツぐらいはもっていけばよかったのー。