今日も昨日に続いて山登りに行く。
はじめは鳴谷山に登りたかったのだが、自宅を出発したのが10時過ぎで、急きょ同じルートにある大嵐山に変更することにした。
大嵐山は5月末にも登るつもりでいたのだが、桑島大橋を渡り損ねて行かずじまいだった。昨日が5時間登山だったので、今日は軽めでよかったのかもしれない。
ホオノキ
ブナ・ミズナラが広がる。秋というよりは初夏の彩りのようである。
山に上る前に、ミズバショウ群落に立ち寄る。地図上では、群落周辺を1周できるようになっていたのだが、途中行き止まりとなっていた。シーズンは終わったとはいえ、痕跡すらない風景であった。
案内板には大嵐山のルートがあまり書かれていない。「道険阻」とあるのが気になる。今日は昨日と異なりあまり無理して山登りする気になれなかったのだが、ガイドブックには35分で到着と書いてあったので行くことにした。
道幅こそ狭いが、至って歩きやすいコース。
ほどなく、白虎谷(びゃっこだに)ブナ林に着く。そういえば、「百合谷」と書いて「びゃこだに」と言うんだよね。この言い方がよくわからんかったのー。
この根っこはなかなかでんなー。
この辺りまでは、木漏れ日の差す、何とも気持ちの良い道であった。
このあたりから急坂となる。汗がものすごい勢いでぼたぼた落ちる。但し、昨日と違って、すべりにくい足場はなかったのでその点安心して登れた。
ガイドブックでは35分で到着するコースを、45分かけて到着。それでも、昨日よりは足取りが軽く感じた。
手前の山は何山かわからないが、その奥に白山が見える。昨日の奥獅子吼は鶴来だったが、さすがに今日は白峰まで来たので、白山もしっかりと見ることができた。見る限り、雪は全くないようだ。
誰もいない山頂で、少しだけうとうとと・・ぽかぽかと気持ちの良い日差しの中、10分ほどひなたぼっこを・・すると、何かと目があった。眼鏡をかけると、目の前にヘビが。ヘビの方をじっと見ると、ヘビのほうが逃げてくれました。良かった・・
百合谷峠まで下山して、展望コース経由で駐車場に戻る。途中、先ほどのブナ林よりもっと雰囲気の良いブナ林が出現した。
何か、映画のロケにでも使えそうな場所だよねー。ウェディングの写真も似合うかもしれない。
登りの時間は余計にかかったが、ガイドブックの参考時間通り、2時間20分で駐車場に到着。福井でいうと、文殊山に登る程度の時間なので、気軽に登れていいのではないでしょうか。しかし、1000m超えは久しぶりである。1000mを超えると山の風景も違って来るのがよい。ブナ林もいいけど、シラカバだともっといいんだけど。ということで、次は長野に遠征かのー。
水源涵養林というか、魚付き保安林というか、山を守るのは大事なことです。
ただまあ、こうやって自然を満喫したのはいいが、登山って、結構車で長距離ドライブすることもあり、本当はエコじゃないんだよね。CO2排出しまくりだし。せめて、エコカーに乗り換えるようにするしかないのかのー。もしくは、もう少し体力をつけて、自転車で登山口まで行くようにするのかのー。
実は倉ヶ岳に登ったことがなくて、一度行きたいのだが、最寄に車の置き場がなくて困っていたのだが、今度は鶴来の月橋まで自転車で行こうかと思っている。でもおそらくは自転車の移動だけでヘロヘロになるのでしょう。