昨日は用事があり片山津温泉に行く。片山津温泉といえば、寂れた温泉の代表とでもいうか、学生の頃から何度か来たことはあるが、来るたびにひどいことになっている。柴山潟の湖畔に位置し、白山も眺望できるロケーションの良いところなのにもかかわらず、まあひどいのである。
以前も掲載したが、柴山潟から見た白山
ほぼ同じ場所から見た片山津温泉(3年前撮影)。
湖畔に無造作に建てられている温泉旅館のうち、数軒は廃業しています(哀)。
片山津にくると、白山が見えるこの場所に車を止めて、散策するのが好きなのだが、温泉街の風景を見るとげんなりする。
これは中谷宇吉郎雪の科学館。柴山潟の湖畔にはこのようなまともな建築も存在する(但し、中の展示はまるでたいしたことはない)。磯崎新の建築である。
その横には、柴山潟湖畔公園という公園があり、付近の住民の憩いの場となっている。
この公園、誰が作ったか知らないが、デザインはそこそこ良い公園で、そこそこ管理されているようにも思えるのだが・・
芝生広場からパーゴラを見る
ワイルドフラワーというか、花が群生している様がなかなか見ごたえのある風景を作っている。
しかし、水に問題がある公園で・・水を使うのはなかなか難しいんだろうな。
昨日の写真。流れがあり池があり。でも何か変。
噴水の様子。
天気が良いとこんな感じに見える。絶対手にふれたくない色をしている。
これだけ緑色をした噴水は全国ここだけではないだろうか。ある意味とてもきれいだったりして・・
いくら寂れたとはいえ観光地ですよ。これはちょっとないよなー。自治体に観光振興をしようという意識が感じられない。
地元の住民も何も言わないのだろうか。
この水が透明になったら、片山津温泉にももう少し観光客が来るのではないかと思うのは私だけ?
小松空港からも近いんだけどね・・。 残念!