家の近くにはさくらの山があり、金沢市内で一番のさくらの名所だと思うのだが、金沢市のPR不足なのか、あまり知られていないようだ。個人的にはのんびりさくらを見ることができるのでいいといえばいいのだが・・
県の施設の敷地および山肌にびっしりとさくらが植えられている。葉っぱも出てきていることから、多分ヤマザクラだと思う。
駐車場の様子
1週間前はまだまだ寒くてつぼみだったのに、あっという間に満開になった。空の色も春らしくなってきた。
これは何?近所にいながらはじめてみるサイン。
どうやらごくごく最近山頂までの登山道を整備したようだ。
少し上から見たさくら
遠くには金沢市街地も見える。ここは金沢市内有数の眺望スポット、夜景スポットなのだが、これもまたあまり知られていない。
拡大写真。右手奥に見えるのは宝達山か?その手前はたぶん卯辰山だと思う。
山のてっぺんが見晴し台となっている。
「たかお」ではなく「たこう」と呼ぶ。ここは守護大名富樫氏により築かれた中世の山城である。城址が裏山のどこかにあるのは知っていたが、この山とは知らなかった。だって今まで何も書いてなかったからね。
金沢というと、どうしても前田家ばかり取り上げられるが、もっと富樫氏についても取り上げても良いと思うのだが、あまり重要視されていない。大昔からの土豪であり何百年も加賀の中心的役割を果たしてきたのである。前田なんて所詮よそ者ではないか。(かくいう筆者もよそものではあるが・・)福井にいると、越前松平は勿論のこと、柴田勝家、朝倉家、新田義貞など、各時代の武将がそれなりに扱われているのとは大違いである。
教育センターの天体ドームがいいアクセントとなっている。
こうやって見ると、金沢は大都市だなあと思う。右手に見える高いビルはホテル日航金沢、左のやや高い建物は石川県庁である。中央のややかすんで見える建物は内灘の医科大病院である。
下から見た山の風景。正真正銘、さくらの山なのである。
おそらく京都にもこれだけのさくらの名所はないと思うのだが・・。なので、特段よそでさくらを見ようとは思わないのである。