今日は用事があって金沢市役所に行くが、すぐに用事が終わってしまった。すぐに会社に戻るのもあれなので、少しだけのんびりして帰ることにした。
金沢21世紀美術館は金沢市役所の隣にあり、兼六園にも程近い場所にある。市役所近辺に来たときの休憩(サボリ?)場所である。しかし、この建物は写真に収めるのが難しい。
個人的には建物のデザインというか、安普請に見えるところ(特にコンクリート打ちっぱなしの部分、壁面も床面も)が少し気に入らないのであるが、ここの目玉というべきソフト(コンテンツ)は充実しており、いつ来ても楽しめる場所である。無料ゾーンと有料ゾーンがあり、大半の市民は通りすがりに無料ゾーンだけ見て帰っていると思うが、無料ゾーンだけでも十分楽しい。
今日は休館日で、館内の人はまばらであった。
必ず立ち寄る場所が「タレルの部屋」
四方を白壁で囲まれており、正方形に切り取られた空が顔をのぞかせている。西洋のアトリウムとはもともとこんなイメージの場所なのだろうか。地中海の雰囲気が漂う場所である。
上を見上げるとこんな感じ
誰もいない廊下
誰もいないキッズルーム
少し薄暗い雰囲気もまた良い
正面入り口に見える、下から覗けるプール。普段は多くの人がいる場所も、今日は静まり返っている。
単に生地が飾られているだけだが、そこはアートなんだなあ。
久しぶりに柿木畠の「つぼみ」に立ち寄る。金沢市役所の裏に位置する場所である。
筆者は葛きりが大好物で、いろんな場所で食べ歩いたが、ここの葛きりはおいしい。普通の店だと、葛きりが固いのだが、ここの葛きりはもちもちした食感がたまらなく良い。黒蜜の甘さと棒茶のさっぱり感の相性も良い。大昔に箕面の勝尾寺で食べた、重箱入りの葛きりも忘れられないが、今は「つぼみ」の葛きりで満足している。
柿木畠のまちなみ。右手に見えるのは金沢ではちょっと知られたライブハウス「もっきりや」。名前の由来はわからないが、通るたびつげ義春の「もっきりやの少女」を思い出す。しかし一昔前と比べて街中に人が減ったなー、と実感する。
たまには街に出ないといかんのー。