日曜は朝からとあるイベントのお手伝いをしていた。うまくいったかどうかはさておき、自分なりには久しぶりに達成感を感じることができてほっとした。手前味噌だがこの感動を忘れずに精進したいと思う。
写真は土曜日に訪れた白峰である。白峰は車で1時間程度のところにあり、ちょっとしたお気に入りの場所である。
白峰の西山というところ。通称白山ろくと呼ばれる一帯は、文化的、宗教的にも白山との結びつきが強い場所であるが、いざ白山を拝もうとなると谷間に位置するため見る場所が限られる。
白峰の集落よりさらに南に4kmほど行き、県営クロスカントリー場と書かれた看板に沿って林道を駆け上がると、白山を一望できる駐車場にたどり着く。
筆者は例年8月が国家試験(毎年だめ)で、その前が受験勉強(気持ちだけ)、その後は仕事で忙しく、なかなか白山に登る機会がない。のんびり夏休みをとって白山に登りたいと思う。
白山は夏の山を見るよりも、やはり白い頂を見るのが一番だが、土曜日は天気がよかったのできれいに見ることができた。
下を見ると、国道157号が見える。奥が勝山方面である。
林道沿いから見た白山。夏なのにススキの穂が出ている。すでに秋の気配である。
上を見上げるとヘリコプターが見える。
昨年秋に建て替えられた白峰温泉総湯。ここのお湯はいつ来ても良い。肌がすべすべになる。白山から下山した人が立ち寄ることも多いそうである。
白峰の街の特徴は、黒っぽい下見板の建物で統一されているところである。石川県内でも独特の雰囲気を持った街である。
街の随所に歴史が継承されている。
小さい頃、まだ白峰に行ったことがなかった頃、白峰と聞くととんでもない田舎のイメージを抱いていた。十数年前初めて白峰を訪れたとき、思いのほかしっかりとした街が形成されているのをみてびっくりした。温泉好きの筆者としては、お湯の良さもあり時々通うようになったのである。
雪だるまカフェという休憩処。一度とある大学教授の話をここで聞いたことがある。何でもまちづくりの拠点として活用しているとのことである。中にいるのは学生っぽかった。
なんともいえず静かな雰囲気を味わった。スローライフという言葉がぴったりの場所である。