コロナコロナコロナ・・
世の中自粛ムードで結構時間に余裕ができたのは良いけれど、気持ちまで引きこもってしまってやる気出ないねえ。
どっか行きたいなあ。
新型コロナが世間を賑わすようになったのが1月下旬、その後2月上旬に九州方面に旅行に行ったが、行って良かったのか悪かったのか。どこにも行けない今の現状を考えると行って良かったと思うが、感染していたかもしれないと思うと危ない橋を渡ったというか。まあ、時期がまだ2月だったのと、海外ではなかったのと、東京方面ではなかったのが幸いしたかもしれない。
どうしても行きたかったのには訳がある。
年をとって良いことはあまりないのだが、50歳以上になるとJR西日本管内では「おとなび」割引が使えるのだ。
2泊3日乗り放題で2万円は安いよ。
ということで、2月8日から10日まで広島、福岡、柳川に行ってきた。
◆小倉「炊餃子」
できれば福岡市内で宿泊しても良いのだが、「おとなび」を使えば、小倉-博多間を新幹線で何度でも行き来できるので、小倉駅前で宿を取った方が便利で、かつホテル代も安いことがわかったので、小倉で宿を取ることにした。
実は小倉には立ち寄りも含めると3年で3回も来ている。福岡と言えば天神が一番賑わっているイメージがあるが、実は天神にはアーケードや歩行者専用の商店街がほとんどなく、まち歩きを楽しみたいのであれば小倉の方がおすすめである。
魚町界隈。小倉や松山では「銀天街」って呼ぶらしい。土曜の夕方だが、人通りも多く賑わっていた。
何を食べようかお店を物色していて、鉄なべ餃子屋に入店。
最初はオーソドックスに鉄鍋餃子にしようと思ったが、「炊餃子」なるものを発見。
餃子というよりはワンタンみたいだった。スープが非常に美味だった。
餃子2人前を頼んだのだが全然足りなかったのでちゃんぽんを追加。これはこれでおいしかったがこちらはちと量が多かったかな。
◆門司港「焼きカレー」
門司港に最初に来たのが平成22年なので10年前になるが、これで3度目の訪問である。
最初に来たときも夕暮れだったなあ。
前回(2年前)に来たときは門司港駅が絶賛改修工事中だったが晴れて駅舎を拝むことができるようになった。
レトロ地区の洋館。
関門海峡を望む。港町の風情は良いですね。
門司港に来るのはこれで3度目だが、名物焼カレーを食べたことがなかったので一度食べることにした。
ぱっと見カレードリアに見えるのだが、ドリアというには水分が多すぎて、ドロドロとしたカレールーが大量に入っているものだった。スープカレーとも違う。こちらの方がドロドロ感が強い。
普通においしかったが、強いて言えば個人的にはスープカレーの方が好みかもしれない。
◆柳川「うな重」
今回の旅行の一番の目的地。前から行ってみたかったんだよね。博多から天神まで行き、西鉄特急で50分くらいで到着。西鉄も乗ってみたかったんだよね。
柳川と言えば水郷巡り。写真で見ると風情があるように思うかもしれないが、町並みは正直たいしたことなかった。しかしうなぎは美味かったねえ。
上せいろ蒸しを注文。ビールとセットで4000円以上したが、旅先ではつい財布のひもが緩んでしまう。交通費が安く済んでいるので躊躇なく注文できる。
お店の前が船着き場だったので、川下りの舟を見ながらまったり。
以前紹介した喜多方もそうだが、町自体は正直そこまででもなかったが、食べ物は非常においしかった。
◆広島「お好み焼」
広島は半日まちなかをぶらぶらしたが、小倉同様歩いて楽しい街だと思う。あと気がついたのが、もしかしたらまちなかは神戸よりも広島の方が賑わっているかもしれない。
平和公園に来ると必ずしたくなるのがこれ。原爆慰霊碑と原爆ドーム。
遠くから見ると慰霊碑の奥にドームが見え、慰霊碑の前では慰霊碑の中にドームが見える。
丹下健三ってすごいね。
平和記念公園を後にし、本通のアーケードを抜ける。
月曜日の昼頃だったが、多くの人で賑わっていた。
広島と言えばやはりお好み焼き。
至ってオーソドックスな広島焼。それでも本場広島で食べるというのが大事なんだよね。
・・まあ、こんな感じでぶらぶら町歩きをしてきたわけだけど、特筆すべきは旅費の安さ。交通費が20000円+α、ホテル代(シングル)が2泊で12000円、その他食費など(飲み代込)あわせても合計で5万円代で済んだ。通常であれば旅費で4万円、ホテル代(2泊)で2万円以上だと思うと2万円から3万円は安く出かけることができた。特に福岡は県・市両方で宿泊税なるものを取るようになったので、ホテル代の安い小倉で宿を取れたのが大きかった。
ああ、また旅行行きたいなあ。早くコロナが終息して欲しいと思います。