ROKUZAEMONの諸行無常

田舎でひっそりと暮らしています

飛騨大鍾乳洞

あー、風邪ひいてもうた。午前中はそれほどひどくはなかったのだが、午後ドライブ中に徐々にのどが痛くなってくる。週末の疲れで免疫が低下したのかもしれない(それくらい精神的にこたえたのよね)。 

今日も朝方あまりすぐれない天気だったのだが、一日部屋に引きこもるのもどうかと思い、岐阜方面に車を走らせる。

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奥飛騨まで来ると、結構紅葉が進んでいてびっくり。これはきれい。

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奥飛騨鍾乳洞の駐車場周辺の土産物店。なんか、こういうロケーションって、久しぶりに見たような気がする。永平寺の手前の土産物屋もこんな感じだったっけ。

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入る前は、鍾乳洞の持つ神秘的な空間にかなり期待を持っていたのだが、いざ入ってみると、思ったほど大したことないな、というのが率直な感想である。大橋コレクションなぞ、まるで興味ないし。それで1人1,000円もするし。高いなー。

但し、夏に来るとひんやりして全然印象は違うかも。

6月に九州の人吉に行ったのだが、その日は6月なのにメチャクチャ暑くて、その帰りに球泉洞の横を通ったのだが、時間の関係で入れなかった。その時の洞窟から出てくる空気の涼しいこと。思い出してしまった。

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先週から、夜の写真に興味が出てきて、今日もストロボなしで撮影する。1秒間息を止めて動かず写真を撮るのだが、意外にきれいに撮れていてびっくりした。

漢字で「海百合」と書かれていたのでぴんと来なかったが、ウミユリのことである。小学生のころ、学研の化石図鑑に、三葉虫が動いている横でウミユリがゆらゆらとゆらいでいるイラストが描かれていたのを思い出した。まさしく海のユリである。そうか、3億年前の地層なのか。飛騨古生層だっけ。海で堆積したサンゴが石灰化して、こうなったってことなのだろうか。あと水の力ですね。化石があるということは、変成岩ではないのか。そういうこと?

先ほど、鍾乳洞はあまり大したことなかったと書いたが、今ブログに載せる写真を見ていると、写真のほうがよく見えて、なかなか大したものに見えてくる。

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これは石柱。

どうでもいいけど、緑や赤、青の照明でそれぞれの鍾乳石を演出して見せているのだが(HPでは蛍光灯の光では熱を持つからだめと書いてあった)、個人的には白(もしくは暖色系)のLED照明に統一して、本来の形・色を見せることに主眼を置いたほうが、もっとよく見えると思うのだが・・なんか、遊園地かお化け屋敷に来ているようで、鍾乳洞を見ている雰囲気にならないんだよね。

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これはなんだろう。つららになる前の状態?

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照明の色を青か青白にしたほうがいいような気がする。

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これはいかにも雰囲気がよく出ている。

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こうやって解説版をつけておくと、自分自身勉強になるのー。

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中央の石柱は、今改めてみるとなかなかすごい。

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こういう色が一番いいような気がする。あと、中にいたときは気が付かなかったが、文字板の右にあるタケノコ状のものを指しているのか。これは確かにタケノコのようだ。

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赤の照明もイマイチでんなー。

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わざわざ名前をお付けになられています。いいといえばいいのだが、もう少しうまいやり方もないものか・・

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こういう風に、素直に学術的に説明してもらったほうが見ていて好感が持てる。

そういえば、温泉の湯の花って、石灰でできているのだろうか。

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これについては王冠と紹介したほうがわかりやすい。

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この色が本来の鍾乳石の色なのだろう。乳白色の色を見せるのがポイントだと思うのだが・・

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自分は地質屋ではないからよくわからないのだが、専門家が見ると大したものなのかのー。

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鍾乳洞については後から勉強しなおそうかのー。

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3つあるうちの2番目の出口から出る。どうでもいいけど、入口に戻るこの回廊はなかなかすごいと思う。

余談だが、帰りに飛騨牛の牛丼を食したが、思ったほどではなかった。まあ、昨日のビーフシチューと比べるのは酷かも。それくらい昨日のビーフシチューはうまかったのー。