最近妙に鳩山政権の動向が気になって、政治関係のテレビばかり見ている。八ツ場ダムの是非などもいわれているが、個人的にはダム建設は中止すべきなのだろうと思う。なかなか正確な情報が伝わらないので判断が難しいが、現在総事業費の7割の支出云々といっているが、事業の進捗は7割以下である可能性が高い点、事業完成年度も当初予定の2015年を大幅に超えることが予想される点で、このような事業を進めることは無理があると思うのである。いくら住民や周辺自治体が云々いっていても、たとえば仮に総事業費4600億円をさらに1000億円も余計にかかるような事をやっているようでは国の財政など持つはずもない。ダムにばかりお金が投入され河川改修に予算が回らない話も聞く。政権交代したのだから、これまでとは違う視点で事業を見直すことは当然だと思う。民主党にはしっかりやってもらいたいと思う。
昼からは、ちょっと街に出てみようと思い香林坊方面に向かったのだが、シルバーウィークの関係で、県外からの車でごった返していて、特に駐車場は込み合っていた。筆者は、市街地で長居をしようと思うときは、石引駐車場にとめて、そこから歩くことにしている。石引駐車場は1回500円なので、長時間滞在するときにはお得なのである。
今日はちゃんと現代アートを見ようと思って21世紀美術館に向かったのだが・・
入り口にはこれだけの行列が!月曜日の閑散とした雰囲気とは全然違う。行列や渋滞が嫌いな筆者は入るのをあきらめた。
外にはハスの花のごとくオブジェがたくさん並んでいた。夜になると明かりがともされるそうである。最近このような演出が多く見られる。
大和の前で、jazzのライブが行われていた。演奏を聴いていたら、急にもっきりやに行きたくなったので、もっきりやで静かに音楽を聴きながら、結局何もしないで帰った。
石引駐車場の近くにある本多の森公園。ここまで来ると人の数も大分少なくなりほっとする。金沢が他都市と比べて文化的なイメージが強いのは、兼六園や本多の森周辺のまとまったエリアが、自然と文化を感じられるゾーンとなっている点が大きい。奥に見えるのは昔の陸軍の建物で、金沢美術工芸大学校舎を経て石川県立歴史博物館となっている。レンガの赤と芝生の緑のコントラストが良い。
筆者は公園に来ると必ずベンチをチェックする。芝生広場の上にぽつんとベンチがある様は、シンプルだが公園の風景を形作る重要な要素である。洋風のベンチが2基、程よい間隔で置かれている。大きな木の下にある点も緑陰で休めることを考えると重要な要素である。
いつ来てもこの界隈の散歩は楽しい。残念なのは、21世紀美術館と比べて、県立美術館や歴史博物館の企画展示がイマイチで、かつ入場料が高いことである。最近普通に1000円くらいとるけど、1000円出してまで入ろうとは思わない。500円が限度だと思う。
それにしても、これだけの人ごみは想定外だった。美術館には来週行こう。