ROKUZAEMONの隠遁生活

まち歩きしながら感じたことを中心に書き留めています

ラコリーナ近江八幡はなかなかすごかった

昨日は朝からとてもよい天気だったので、急に思い立ちドライブ。 

 特に行き先は決めていなかったが、なんとなく琵琶湖に行きたくなった。

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木之本でICを降りて、湖岸道路をのんびり進む。

この辺りは琵琶湖の特徴であるヨシ原とハンノキ林の景観が続く。何気にこの景色を見るのも久しぶりかもしれない。

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早朝に福井を出て時間がたっぷりあったので、湖岸道路をそのまま進み、久しぶりに近江八幡方面に向かった。

近江八幡にあるラコリーナ近江八幡はなかなかすごい、と噂に聞いていたので行ってみることにした。

前から気になっていたのだが、どこぞの会社の敷地だと思っていて、一般の人は入れないと勘違いしていたのだが、普通に誰でも入れる建物だったみたい。

taneya.jp

 お菓子屋さんだったみたいで、もっと早くいけばよかった。

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 駐車場からアラカシの生垣をくぐると・・

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建築家というよりは建築史家として知られる藤森照信氏設計のメインショップが目の前にドーンと。

キノコみたいな四阿といい、絵本の世界に入ったような錯覚を覚える。

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 和のテイストは感じながらも洋風なデザインが良い。

夏になると緑の屋根が広がるのだろうが、また、春先のこの枯れた風合いはこれはこれで風情があってよい。

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 前庭一面に広がるのはオカメザサ。

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草屋根と呼ばれるこの屋根だが、通常屋上緑化というと相当難易度が高く、どうやって施工したのかが気になったのだが、たねやのブログにて施工風景が掲載されたのを見て大変勉強になった。というのも、緑化するというのは、屋根の上に植栽基盤がないと緑が育たないわけで、土や肥料、水がないと緑が生育できないし、屋根の防水・漏水対策や根腐れ対策など、屋上緑化にはクリアする条件が多く普通はまねできないと思うのだが、ここの場合は、植生マットの上に肥料の入った人工土壌と張芝を重ねて屋根の上に張り合わせて作ったようだ。屋根にみられるピンのようなものは張芝が落ちないようにしているものなのだろう。詳細はラ コリーナ日誌を参照。

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 雁木みたいな下屋と、クリの木の柱。

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個人的には壁もすごく気になった点で、現地で見たときは本当に土壁なのか半信半疑だった。調べてみると、モルタルの壁の上に、地元の粘土と藁を混ぜて作ったものを塗りこんだとのこと。

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 屋内のようす。最近は屋内の風景を写真に収めることができない場所も増えているが、ここはOKでした。バウムクーヘンと和菓子の工場兼直売所となっている。

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しかしこの建物は屋内もいろいろ見るべきところがたくさんあって、逆に落ち着かない(笑)。吹き抜けの天井部分の黒いゴマ粒みたいなデザインが気になってしょうがない。

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 パッと見わからなかったのだが、炭らしい。

たねやのホームページを見ると、ラコリーナ近江八幡のシンボルは「アリ」だそうで、アリを表現したということか?

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実は先日メタボ検診を受けたばかりで食事制限しろと言われたばかりなのだが、さすがにお菓子屋にきて何も食べないわけにはいかないので、2階のカフェでバウムクーヘンとコーヒーを注文。

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 ネット用語で「草生える」という表現があるが、ここはテーブルの上に草が生えている

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この照明もおしゃれだねー。

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階段の反対側にもカフェスペースがあるが、吹き抜けのゴマ粒がいいアクセントとなっている。

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個人的にはこの窓が非常に気に入った。木枠の窓とアンティークなガラス。厚くてゆがみがあるガラス面の効果で、窓に注がれる光に模様がついている。

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 厨房(工場?)に続く入り口もトンネルっぽくてかっこいい。

なあ、なんというか、建物を見てこれだけわくわくしたのはいつ以来だろうか、知人から見に行ったほうが良いといわれるだけの場所だった。

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いっぱい写真を載せたのだけど、まだこれはメインショップだけなので、園内全体については次回紹介します。