ROKUZAEMONの隠遁生活

まち歩きしながら感じたことを中心に書き留めています

鶴見緑地

金沢のような普段車でしか移動しない街の人間にとっては、東京や大阪の街のような徒歩中心の生活はかなりしんどいことがわかった(というか、かなり足腰が弱っているというか・・)。土日の2日間かなり歩いたが、足の裏がパンパンで、2日続けてマッサージに寄ってしまった。でも今は、マッサージ屋もデフレ状態?で、60分で2990円という安さ!金沢だったら普通に6000円くらい取られるよな・・

東京の街は良く知らないが、大阪は、いまさらながら振り返るとウォーキングするには非常に良い町であることがわかった。普通に市街地を歩いても、ミナミから大阪城まで1時間程度、ミナミから梅田まででも1時間程度、基本的に平坦で、若干の勾配がほしい人は上町台地方面を歩くとちょうど良い。大阪城公園を1週するだけで1時間以上歩くことになるしなかなか健康的である。ちょっと足を伸ばせば、神戸、奈良、京都にも1時間程度で行くことができる(しかも片道500円程度あればいける)。お金さえすられなければ(すられたのかどうかも良くわからないが・・)お金がなくてもそこそこ楽しめる街だと感じたのであった。

日曜日は10数年ぶりに鶴見緑地(花博記念公園)に行った。

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エントランスの並木には、樹形の整った木がふさわしい。この木はラクウショウである。落葉針葉樹は種類が少ないので、四季の演出にはあっているかもしれない。東北に行けばカラマツがあるが、大阪ではなかなか見かけない風景である。

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敷地の中央にある池。この池のランドスケープは非常に計算されており、さすが博覧会の会場にまでなった場所である。

 

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池には見る側と見られる側があり、見られる側は基本的に周囲を樹木で囲む。若干小高くなっているほうが良い。基本的に見られる側に建物は配置しないが、一部アイポイントとなっている場所に効果的に建物を配置し、緑と調和した風景を創りだす。というのが風景創出の考えではないだろうか。奥に見えるのは中国庭園の一部だろうか。中国の杭州に行ったときにも、このような原則で西湖周辺のランドスケープが構成されていた。

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奥に風車が見える風景ものどかで良い。またこの時期は野鳥が多く飛来している。手前の部分はカモなどが陸に上がりやすくするための配慮かもしれない。

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奈良公園の鹿同様、多くの野生動物に囲まれる。特にカルガモは愛嬌たっぷりで心が和む。

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園内のせせらぎ。バブル期の作品だからか、ふんだんに御影石を用いている。

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バラ園。11月も下旬であるが、なかなかどうして。手前のトレリスと焼きすぎレンガの色調、園路の程よいカーブがバランスが取れている。

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同じく大阪のうつぼ公園のバラ園を見ても感じたのだが、フォーマル(整形)よりもインフォーマル(非整形)の方が見栄えがするようである。金沢にもこのような場所が1箇所でもあれば名所になるのだが・・

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風車の丘。11月のこの時期に不釣合いなくらいに、サルビアの花で埋め尽くされている。惜しむらくは、風車の痛みが激しいこと。

花博記念公園は、当時のランドスケープの技術が結集されている場所であるので、一つ一つのデザインはとても優れている(若干?もあるが)。但し、市なのか府なのかはわからないが、メンテナンスが非常に悪い。この公園ではいろいろ考えさせられることがあったので、それについては次回記載したいと思う。